2016年 01月 10日
見の廻りのもの 18 |
時々
自分がどこにいるのかわからなくなり(写真に関してですけど . . . )
上も下もない迷路のなかで呆然としてしまうとき
いつも駒井哲郎さん(お会いすることはありませんでしたが)の作品や文章に助けられます
印刷された作品集ではその微妙なマチエールを捉えることはできなくても
それでも作品のなかから
迷路のなかでぎりぎりの緊張感をもって
もがいている駒井さんの姿が見えてくると
ああ、あの駒井さんでもそうなのだなと
どこかほっとして
迷路のなかで一息つけるような気がするのですね
by k2graphy
| 2016-01-10 15:23